おならが臭いのはなぜ?
おならは本来不快な臭いがしないものですが、悪臭を伴う場合もあります。
臭いおならは、肉類などの動物性たんぱく質が腸内の悪玉菌を増殖させ、悪臭成分であるインドール、スカトール、硫化水素、アンモニアなどが主成分のガスを発生させることが主な原因です。
また、便秘の人のおならも臭いのですが、これも腸内で繁殖した悪玉菌が食物を腐敗させ不快なにおいのガスを発生させるからです。
肉類中心の食事でおならのくさい人は、便秘にもなりやすいです。肉類をよく食べる欧米人は3~4日に1度、少なくてくさい便をする人が多いという調査結果もあります。
日本人も肉類を食べる量が増え、便秘に悩む人が増えています。肉類のとりすぎで、腸内の悪玉菌が多くなると発がん物質も増えるとされ、体の免疫が低下し、あらゆる病気の原因となるとされます。つまり、便秘もおならも不健康な腸内の状態を映し出しているため、注意が必要です。
おならの臭い対策はどうすればいいの?
おならの臭いに悩む人は、動物性たんぱく質やニンニク・たまねぎなどの悪玉菌を増殖を促進する食品の摂取を減らすことと、消化を助け腸内をきれいにする善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌など)を増やすよう、ヨーグルトや乳酸菌飲料、海草類、キノコなどの摂取を心がける、両面の対策をするのが大事です。
ただ、ここで理解しておくべきなのは、悪玉菌を減らし善玉菌の数を増やすのは容易なことではない、ということです。
なぜなら、腸は食べ物、環境の変化、ストレス等を敏感に察知する非常に繊細な器官だからで、腸内環境は常に崩れやすい状態にあるのです。